市内からバスで10分位の所にあるBalexertというショッピングモールに行きました。比較的大きなショッピングモールでファッション、スポーツ、生活用品などが多くそろっています。レストランやMMMのMigros、さらに映画館もあって一日暇がつぶせます。今日は映画を見ました。「スーパーマン・リターンズ」すかっとする映画でした。映画館は日本とあまり変わりありません。というか、最近はコンプレックス系の映画館はアメリカのシステムを広く取り入れているのでしょうか?便利な事は確かです。料金は大人17.5フランで日本とあまり変わらず。椅子が幅広くて座り心地が良かったです。英語バージョンのものを見たのですが、フランス語とドイツ語の字幕が同時に入るのが面白かったです。フランス語吹き替えバージョンが主流になるのですが、その場合はVF表示、元の言語で字幕付きの場合はVO表示になります。


映画が終わると夕方になったのですが、まだ日が高いし時間があるのでジュネーブで、まだあまり行った事のない場所へ行ってみる事にしました。写真上はレマン湖から注ぐローヌ川です。最近暑いので何人か川に飛び込んでいました。ほとんど街中なのですが水は豊富できれいなので、皆楽しそうに泳いでしました。川自体はかなり流れが早く水量も多いので大人しか泳いではいけないと思います。それにしても日本では絶対許可されない風景ですね。写真下はセルブ川と言って、ローヌ川のすぐ近くを流れているのですが源流が異なっています。山から直接流れ来る水のせいかかなり石灰分などで白く濁っています。ローヌ川とはまた違った水質のようです。



川を見てからトラムに乗って少し南下しました。Corouge(カルージュ)という街まで行ったのですが、ここは古い街並みを見せてくれるのですが、なんとも味わいのある街並みです。両側に小さくおしゃれな店が立ち並び、オープンカフェが何件もあって皆くつろいで休日の一時を過ごしていました。



知らなかったのですが、今日はジュネーブのレマン湖パレードがありました。どうりで湖の方が騒がしく行ってみると警察官がそこら中に出ていました。レマン湖パレードは湖畔の道路を一日貸し切り、様々なジュネーブにある会社をスポンサーとする山車(ここではトラック)に人が思い思いの仮装やペイントをして乗ってダンスを踊っていました。大音量でディスコミュージックをかけて何台ものトラックが過ぎて行くのです。日頃のジュネーブの若者のパワーが炸裂しているという感じです。一番上の写真は日本語で「湖パレード、ジュネーブ」と書かれていましたが、日本語はもはやファッション化しているようです。



しばらくパレードを眺めながら歩いていたら、仕事で一緒のギリシャ人のエレニが友達と一緒に来ている所に偶然ばったり、びっくりでした。しかし、ジュネーブは狭い社会です。知り合いに巡り合うのもしょっちゅうあります。一緒に踊ろうという如何にも陽気なギリシャ人のお誘いにしばらくご一緒する事にしました。パレードの脇にあるDJスタジオの一つ(こうしたDJスタジオがいくつかあります)では、これまた大音量でラジオ局のDJがプロの腕前で皆をディスコの世界へと導いていました。ジュネーブの湖畔はもはや夕方から公認のディスコワールドと化していました。


しばらく興奮のるつぼに浸った後に、エレニ達と別れてお腹がすいたので屋台で食事することにしました。屋台も国際色に富んでいました。普通のヨーロッパサンドイッチ、ケバブ、中華、ブラジリアカクテルなど見ているだけで楽しいもの珍しいものばかりです。僕は中華の焼きそばと、それだけでは足りずにポルトガルのパンに豚肉をソースで煮込んだボリューム満点のサンドイッチを食しました。



帰りに湖畔の夕暮れを写真に撮りました。湖パレードは午前3時位までフィーバーする予定のようです。
ジュネーブだけでなく、色々な所で夏休みの行事が開催されています。モントルーでは有名なジャズフェスティバルが今日最終日だったようです。行ってみたかったですが残念でした。今日は、夏祭りモードの一日でした。
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