今日は仕事が終わってから、JSAG(ジュネーブ国際機関日本人職員会)が主催の富士メガネ会長の金井氏による国際人道援助の成果の発表を聞きに行きました。金井氏は20年以上UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)などと協力しながら、タイ、ネパール、アゼルバイジャン、アルメニアの海外難民キャンプを訪問し、難民の視力を検査し、各自に最適なメガネを寄贈してきた功績が評価され、日本人では初の「ナンセン難民賞」を受賞された方です。
ナンセン賞はノルウエーの探検家/科学者で初代難民高等弁務官であったフリチョフ・ナンセン博士を記念して創設されたとのことです。過去の受賞者では、エレノア・ルーズベルト元アメリカ大統領夫人、国境なき医師団、ルチアーノ・バヴァロッティ氏などだそうです。
プレゼンテーションは非常に明快でわかりやすく、またその道一筋に頑張って来た功績がありありと伺えました。ジュネーブにいるとこうした国際協力に関する日本人の活動が時に良くわかります。逆に、こうした功績は中々日本では見えにくいですよね。難民の人は近視の人よりも遠視や乱視の人の割合が多いとか、紛争地域での活動など様々な苦難を国連機関や地元のサポートを受けながら20年以上も継続するなんて、大変素晴らしい事かと思います。
一番強調したいのは、こうした活動も人々から目に見える形で感謝のお礼で返される事が継続の力となるようです。どんなに疲れていても金銭でない気持ちの見返りが、こうした活動を継続する原動力になる事は途上国援助の原点なのかもしれないと思いました。
詳しくはこちらからどうぞ 国連難民高等弁務官事務所(日本UNHCR協会)
それにしても、UNHCRには日本人多いなあ。10人以上はいるでしょうか?緒方貞子さんの影響力はやはり強い様ですね。ジュネーブにある国連機関において、WMOは日本人は正職員は4人と本当に少ないです。WHOやWIPO、ILO、本部などはそれなりにいるようですけれどね。やはり、何かその分野でがんばって功績や実績を残す事が日本人の数を増やす事につながって行く事になるのでしょう。
やはり、国連という機関は国の利害が出易い関係の分野が、とりわけ重要視される訳です。そのため、ジュネーブには各国の政府代表部(Permanent Mission)まで設置して日々国際機関の調整事項に目を光らせているのです。WMOは国の利害が他の機関に比べて露骨に見えないし、どちらかと言えば各国が協力して実施していく方向なので(それでも、それなりに国の戦略が見え隠れするのですが)、ミッションとしての重要度から言えば他の機関比べて下がって行く事は否めないと思います。
しかし、これから地球環境は益々重要になっていくので、もっと地球環境の対策が国際機関として重要度が増してくればWMOあるいは僕の部署も大きく取り上げられて行く事でしょう。
<0から始めているフランス語4>(薬)
病気はしたくありませんが、なったら軽い症状だったら薬の知識というか名前くらいはわかっていたいものです。住む上で必要な物として以下勉強のつもりで列挙してみました。
薬:médicament
薬局:pharmacie
錠剤:cachet
軟膏:onguent
解熱剤:fébrifuge, antithermique(主な製品:BEN-U-RON(小児用)、TYLENOL、DANADOL、ASPEGIC(ピリン系))
鎮痛剤:analgésique, antalgique, parégorique
風邪薬:médicament(主な製品:NEOCITRAN、CONTACT RHUMR(鼻風邪用)、BENYLIN(咳止め)、BUCCO-TANTUM(うがい薬))
腹痛:colique, mal(主な製品:DOLOCYL、SPASMOCIBALGIN)
下痢:diarrhée(主な製品:IMMODIUM、BIOFLORIN)
嘔吐: nausée(主な製品:ITINEROL B6)
目薬:collyre(主な製品:VISINE MONODOSE)
花粉症:allergie(主な製品:VISIGAN)
かゆみ止め:antipruritique(主な製品:STILEX)
皮膚殺菌:désinfection, antiseptique(MERFEN SPRAY)
実は乾燥するからか皮膚のかゆみ止めをほしいと思っているのです。STILEXを探しに行ってみます。





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