2006年10月5日木曜日

テロ注意?!

<今日の一枚>
最近朝のパンに塗って食べているチョコピーナッツクリームのnutellaです。イタリア製ですがチョコの味がマイルドで焼かないパンにつけて2枚で挟んで食べると最高です。朝はこれと砂糖を入れないミルクコーヒーでばっちりです。まあ、こればっかり食べているのも太る原因かもしれませんが、案外朝に食べるにはおいしくて毎日でもいけるのです。



<お仕事>(テロ注意?!)
今日、仕事している最中にメールでWMOの職員全員にテロに注意するような警戒情報が出回っていました。国連機関だけにありうるとは思っていましたが、実際にそのような情報が出回ると多少なりとも不安にはなります。以下メール原文です。

Menace pour la sécurité/ Security Threat

Une information en provenance des autorités suisses mentionne une menace possible contre les Nations Unies. Nous avons renforcé notre propre sécurité comme toutes les autres Organisations ceci, en coordination avec les services de sécurité de l'ONU.
Par ailleurs, je vous rappelle que notre propre sécurité dépend beaucoup de votre vigilance et de votre collaboration (port du badge, rapporter à SPS et à COS tout fait ou personne suspects, ne pas laisser entrer une personne inconnue en même temps que soi aux contrôles d’accès, etc).
Nous vous tiendrons informé de l'évolution de la situation
Merci par avance de votre compréhension et collaboration.

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Information about a possible security threat against the United Nations has been received from Swiss authorities. We, like all the other organizations and in coordination with the UN security service, have strengthened our security measures.
However, I wish to remind you that our security greatly depends on your vigilance and collaboration (in wearing your badges, immediately reporting to SPS and COS any suspicious circumstances or persons and not allowing any unknown person to enter at the same time as you at the access control, etc.
We will keep you informed of any developments.
Thank you in advance for your understanding and collaboration.

WMO だけではなくて国連機関全体に対する注意喚起なのですが、帰ってからテレビのニュースをつけても、そのニュースがトピックで紹介されていました。テロ情報はもはや日常茶飯事の事になってしまっているようです。我々の知らないどこかで、テロ組織と国際情報組織の情報戦術が今もどこかで激しく交錯しているのを考えると見えない戦争というものが続いているのがわかります。

今日は、午前中から午後2時頃までスタッフミーティングを行っていました。来年度以降の活動計画を策定しているのですが、世界各国の組織からコメントが上がって来ており、その対応をどうするかというのが今日の打ち合わせでした。もう、2、3回同じ事はやっているのですが、それでもさすがに世界というのは広い!ありとあらゆる意見が出て来て面白い反面、それらの意見に対して我々がどう対応するのかを検討するのは非常に大変な事です。

しかも、僕の管轄の部署が難問をしょいこんでしまいました。来週月曜に再度僕の管轄だけに絞った調整会議を開く事になりました。それまでに、ある程度打開策を英文で作成しておかなくてはいけません。明日、必要があれば土曜日も出る必要があるなあ。。。

その後はお決まりの電話会議、しかし、全くなっとらん!国際会議なので本当にいろいろな立場、いろいろな意見があるため調整には強要・おしつけは禁物であることは国際調整上の暗黙の了解なのですが、それがために物事の進み具合が本当に遅い訳です。そもそもの仕事の設定の仕方がおかしいのが最大の原因なのですが、そのおかげで仕事の方向性が段々と発散していっているような感じです。

電話会議も考えものです。全く会った事のない人間が顔も見ずに英語で調整するのには限界があります。電話会議は土地の広いアメリカの文化で、ヨーロッパもある程度慣れてはいるようですが、それでも面と向かった会議でないと深い調整は出来ないですし、会議に対する参加の集中力の欠如や責任感の半減など、また実感もわかないのが実情ですね。

<生活>(スイスの教育)
日本では教育改革が叫ばれていまして、少しは変わってくれるのかな?と思っていますが、ここスイスの教育事情はどうなのでしょうか?ナターシャに聞く所ではスイスの教育は世界最高だ、との事ですが、いくつかインターネットで検索してみました。


日本人がスイスにやってきた場合の教育情報(日通)
全体的に見るとスイスの教育制度は非常に優れているらしい・・・
岐路に立つ日本の教育(8)ースイスの教育システムー
岐路に立つ日本の教育(9)ースイスのアプレンティスシップー
スイスの教育・研究・技術革新
21世紀の幼児教育 個人の意志を尊重するスイス

上記はほんの一部の情報にすぎないかもしれませんが、それでも日本とはそれなりに違う物である事は事実であるようです。但し、日本が決まって悪いという考え方は止めたいものです。文化の違いとは決して一方を排除する物ではないはずなので、スイスが必ずしも全てにおいて優れている訳ではないと思います。

また、僕は教育の制度もそうですが、環境も大きな要素としてあげられると思います。スイスの緑豊かな環境は子供達に素晴らしい影響を与えている事はまぎれもない事実だと思います。理系の学問、特に数学や物理は決して頭が良い事だけが必要条件であるのではなく、偉大な業績を残した人間には必ず決まってその人物がいた環境の中に必ず”美しい自然・造形物”があった事が言われています。スイスの自然、とりわけ緑、湖、アルプスの情景はこうした人間の知的創造力をかき立てる何かがあるのかもしれません。CERN、製薬会社などは皆スイスの緑深き環境にある訳です。

<今日のビール>
デンマーク産、TUBORG BREWERIES LTD社、TUBORG、アルコール度数5.0%、特に可もなく不可もなくと言った感じでしょうか。

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