2006年10月25日水曜日

電話会議

<お仕事>(電話会議)
今日はお決まりの?電話会議でした。しかも数ある電話会議の中でも僕だけでなく他のスタッフ達も最も忌み嫌う電話会議でした。月一回ペースで行われるこの電話会議はヨーロッパから2人、アジア(日本)から1人、アメリカから2人の代表者を招いて行われるのですが、その5人がこのプロジェクトの主要人物でかつ中々癖のある人物な方々ばかりなので、お世話に手を焼く訳です。我が部署は事務局なので、物事の進め方や手順については事務局側の管理になるので、この5人を動かすためのサポート役という風になる訳なのです。

今日の電話会議も予想通り?事務局(僕)に色々重い課題が押し付けれました。僕自身も大分この電話会議には慣れて来て、言いたい事を言える様になってきているのですが、如何せんまだ内容の議論において押し負けしてしまいます。日本の支援を受けたいのですが、日本は基本的に沈黙がお好きなようです(愚痴ですが)。基本的に、ヨーロッパとアメリカの議論について来れていないというのが現状でしょう。

それにしてもこの5人の中で一人だけ際立ってくせ者がいて、その人にいつも手を焼いていると言うのが正直な所です。WMOの同じ建物の中にいるのですが、常に我が部署とは牽制し合う中であり注意が必要です。ドンというアメリカ人(風貌も風格もまさにドン(首領))なのですが、今日もドンのおかげで事務局(僕)は徹底的に攻め込まれました。

それにも大分慣れて来ているので、明日またアシャシェ事務局長と相談して対応方針を練りたいと思いますが、ドンは如何せん我が事務局の全員から要注意人物のレッテルを張られているので大変です。しかも、なぜかドンが主張する事を他の4人の代表者もそれになびいてしまうため始末に負えません。

電話会議の話に戻りますが、僕の部署の様に頻繁に電話会議をやっているのは珍しい部署だと思います。元々僕自身日本にいる時から月に何度か電話会議には参加していたため、こうした状況にもある程度慣れがあったのですんなり入り込む事が出来ましたが、他の人たちには非常にきついようです。

最近では、電話会議も便利になりつつあるようで、電話会議をしながらインターネットで文書を共有できるツールなどが出回っています。Webexとかepopとかいうソフトウエアを使うと、画像(Webカメラ)、音声 (VoIP)によるコミュニケーションはもちろんのこと、文書を共有したり会議中に加筆修正し保存したり出来る様に自分のデスクトップの画面を相手全員に共有したりすることも出来ます。

詳しくはこちらまで、
Webex
epop

また、最近では電話会議自体も無料のサービスが出回り始めている様です。
Free Conference

また、世界の時間がわかる便利な時計サイト(サマータイムなどを考慮しています)
Time and Date

全員がSkypeを使えば無料で電話会議は出来るのですが、公共の機関同士の場合だとまだそうしたソフトの導入が許されていない場合もあるので、もうしばらく時間がかかりそうです。

国際機関やグローバルな仕事に関連する場合は、こうした地球規模での調整が必要な際にどのようにコミュニケーションを図るかも重要な側面になってきますね。一昔前だとみんなが一堂に会してというのが当然でしたが、旅費経費の削減などの経費削減が叫ばれる中でこうしたインターネットによるコミュニケーションも避けられなくなって行くのでしょう。

日本はどうかというと、この分野では未だ鎖国状態に近いというのが僕の印象です。

<生活>(夕食が難問?)
とまあ、上では非常にローカルネタで愚痴を述べてしまいましたが、電話会議が終わってからも、議事録作成とその他の資料作成準備などで8時半くらいまで仕事してから帰りました。この時間に帰ると食材店はどこも閉まっており、レストランに入ろうにも一人だと非常に入りづらい雰囲気なので、結局自宅に戻って余りの食材で夕食を食べる羽目に・・・ちと最近むなしいなり。
(今日の夕食、冷凍餃子(10個)、ゆで卵(2個)、みそ汁 ← これが今日の残りの食材でした。明日は買い出しに行かないと。)

他の同僚とかと気軽に一緒に食事にでも行きたいのですが、中々ヨーロッパ人はドライな人(というか、肌を触れる様な人情的なおつきあいはあまりしない)が多いので、基本的に普段は仕事が終わると皆さっさと帰って行きます。たまーに、一緒に夕食やビールにワインというお付き合いもなきにしもあらずですが、本当にごくたまにです。

なので、夕食は基本的に一人で食べる毎日が多い僕。外食も非常にしにくい環境なので夕食は本当に考えものです。

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