2006年11月19日日曜日

Chamonix

昨日の土曜日は、午前中引越の準備や部屋の片付け、午後からはJALPAKのNさん夫妻宅にて鍋パーティ。およそ午前1時過ぎまで飲んでいてかなり酩酊にて帰宅。久しぶりに学生ののりの飲みにて飲み過ぎ、食べ過ぎてしまいました。でも、こうした飲み会は大好きでかつ相手を知るための交流で必要です。Nさん宅の鍋、餃子、納豆スパゲッティは絶品でした。

そして今日はかなりハングオーバーな状態のまま、別なWMOにいる日本人のNさん夫妻とCさんに車を出してもらってChamonix(シャモニ)に行ってきました。シャモニはフランスにありますが、ジュネーブから近いリゾート地です。ジュネーブに住んでいたら必ず行かなくてはいけないような感じの観光地でしょうか。モンブランの北側の麓にあり、周囲を山で囲まれた登山家、スキーヤーの拠点でもあります。

以下、写真付きで今回のショートトリップを紹介します。



ジュネーブからは車でおよそ2時間弱位でしょうか。車がないとバスか電車で行く事になりますが、明らかに車があった方が自由に行動が出来るために有利です。高速道路のドライブインから見たモンブランの景色です。モンブランの頂上に傘雲がかかっていました。フランスの高速道路は制限速度130キロ(雨の日は110キロみたいです)、スイスでは110キロだそうです。フランスに入るとみんなものすごくとばします。事故になったら明らかに助からない確率は高いですね。



シャモニの中心にあるバルマとソシュールの像です。最初にモンブランに登頂したのが農夫のバルマだそうです。ソシュールはジュネーブの科学者でモンブランの登頂に情熱を傾けていたとの事。バルマの指す指の方向がモンブランです。



バルマの像から見たモンブランです。氷河が流れているのが見えます。街は両側が切り立った様な山に挟まれているため、非常に山の迫力というか山の偉大さを感じ得ます。今回、モンブランや連なる山々を間近で見たいと思い、展望台のあるAgiuille du Midi(エギュイユ・デュ・ミディ)までロープウエーで登ろうと思ったのですが、ちょうど休みだったので残念でした。





代わりということで、登山鉄道(写真上)に乗って標高1913メートルのMontenvers(モンタンベール)から見える氷河のMer de Glace(メール・ド・グラス)を見に行きました(写真下)。氷河というのはやはりすごい迫力を持っています。静寂な中に圧倒的な自然の迫力を見せてくれます。

この風景は日本にはないし、こういう風景を見る事による人間の感性というものはどのように影響を受けるのでしょうか?かのゲーテもここを訪れたとのこと。人々は少なくともなにかしらの自然に対する畏敬の念を感じずにはいられないのではないでしょうか?

氷河へは別なロープウエーを使って降りられるのですが、それも今日は運休。急な岩場にあるはしごを使っても降りられるのですが、落ちたら確実に死ぬので止めておきました。





シャモニに戻って来てから街を少し歩きました。写真上は街の中心にあるサン・ミッシェル教会、写真下は街のバルマ広場です。ここはフランス、ジュネーブと違って観光地としての街の雰囲気も非常に良く、またいくつかの雑貨屋さんなどのおしゃれなお店もありゆっくり楽しむ事のできる街です。ジュネーブに住んでいるとたまに行きたくなる人も多い様です。

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