2007年2月1日木曜日

コーヒーの文化

最近の生活ですが、仕事も私生活も含めて長期のスランプに陥っている様な感じがします。何事もうまくいかない雰囲気です。日本から戻って来て以来そうなのですが、こういう時には少し落ち着いてじっくり一つの事に取り組んだ方が良い様な気がしますので、焦らずに一つずつ物事を片付けて行こうかと思っています。

仕事に帰ってからは、冬の寒さがこたえるのでジュネーブの市街に出るのもおっくうです。それに加えて最近は何もする気が起きず、ブログを書くのもうっとおしくて、動画配信サイトのYouTubeなどで暇をつぶしている感じです。YouTubeは個人ベースで好きな動画を掲載して、それを誰でも見る事のできるサイトです。もちろん有害な動画は削除されますが、日本のアニメやドラマなども掲載されています。ロケーションフリーといい動画をインターネット経由で負荷なく見れる時代がやってきました。

暗くて建設的でない話題が多いので、ここで我が部署の話題も一つ。ヨーロッパの習慣か我が部署の習慣かわかりませんが、食後にはかならず皆コーヒーを飲みます。それはヨーロッパでは特に普通だと思うのですが、面白いと思ったのはコーヒーはその場にいる誰かが言い出しっぺになって、その人が自主的にみんなの分も奢るのです。

例えば、我が部署の同僚4人で食事していて、皆が食べ終わってくつろいで話していて、ふと会話が途切れると例えばハーマンなどが"Coffee time?"と絶妙のタイミングで聞いてくるのです。最初の頃これは僕にとって初めての事ですごく戸惑いました。しかし、考えてみればコーヒーはヨーロッパに深く根ざした文化で、かつ会話交流の促進剤でもあるので、こうした関係でコーヒーが飲めるのは当然の事と言えると思います。

しかし、これは人数が増えようが関係ない習慣の様で、例えば我が部署8人が一緒に食べていても、一人が奢り役になるようです。しかし、そうなるとコーヒー一杯が2フランなので、一回奢ると16フランとなり自分の昼食代よりも高くついてしまいます。まあ、毎日ではないので、かつなんとなく交代制のような雰囲気でやっているので、良い習慣だと思います。

ちなみに、僕はまだ一回しかその機会をゲットする事が出来ていません。また、ちなみに今日は事務局長が部下に奢ったのでした。上下関係も関係ない様です。日本だと「いえいえ部長がそんな事〜」って感じですけれどね。それにしても、コーヒーも飲み過ぎは体に毒ですね。特に太り易い?!

「muさんからのコメント」
食後のコーヒーは美味いよねぇ~
イタリアでも食後はいつもコーヒー飲むよ(コーヒーを普通に注文するとこっちはエスプレッソ)。1杯約0.8ユーロくらいだね。僕もよく奢ってもらいます(笑)日本と違うのはコーヒーはキュっと飲んで終わりです。つまりのんびり食事をしながらお喋りして、コーヒーはお口直しをするだけで時間をかけません。食事をする座席のほかにコーヒーを飲むカウンターみたいのが大概あって、食事を終えたら席を立ち、カウンターへ行ってコーヒーを立ち飲みするのが一般的ですね。

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