先週は事務局長はスペインと韓国に出張しておりました。今週はオフィスにいて来週からの2つの大きな会合に向けて、各スタッフに檄を飛ばしつつスタッフ全員が既に週の初めにして煮詰まりつつあります。今日は、かなり問題となる事項が多くあり、テレコンでもかなりの激論に。さい先が不安な状態がこれからも続きそうです。
各スタッフは赴任してから皆およそ一年経とうとしています。ようやく、色々な周囲の状況、自分の置かれている立場を理解出来る様になってきた感じです。周囲の状況という意味では、特に組織間の関係、また人間関係が殊更に見えて来て、それが良くも悪くも影響度大です。僕自身も大分皆の言っている事が普通にしていても聞き分けられるようになり、それぞれのスタッフの考えている事、憂慮、仕事の進め方がやっと分かって来た感じです。
一つ大きな点で日本とこちらの仕事のやり方で違ったと思う事は、もめ事が起こった場合、日本ではとことんまで突き詰める姿勢が評価されますが、こちらではある時にはほとぼりが冷めるまで放っておく、と言う事が良くあります。これにはかなりカルチャーショックは受けました。物事には自然解決と言う事もあり、どうしても解決の立たない見込みのものは自然の力を借りるしかないという考え方なのかもしれません。
一方、我が事務局長は絶大なるカリスマ性と信頼を持つ反面、外に対して、あるいはたまに内部でも敵対関係になる事もしばしばあります。特に、外部との組織との間のいざこざは各スタッフの間でも噂になっており、仕事を進める上でも大きな影響を及ぼしています。現在、個人的関係の問題としか思えない様な事項で各国の代表が集まる会合で会議が効率的に進まない問題があります。日本では個人的ないざこざがあっても、周囲には迷惑をかけないように配慮をするものですが、こちらではおかまいなしに振る舞う人もいるようです。
明日も、一日会議とテレコンです。最近はとかく自分のペース作り、ストレスを溜めない様な普段からのリラックスが出来る様な自然体の姿勢を考えています。周囲が外国人ばかりの環境での仕事には、とかくストレスが日本の倍以上かかると思うので、このような自身のコントロールをして行く術は必要です。





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