ところで、今更ですがスイスって地理的にはヨーロッパの中心って感じですよね。日本からだと遠い国のイメージしか中々湧きませんが、ヨーロッパ内ではスイスって主要国のど真ん中にあって意外に移動手段や文化の接点として便利であることに最近気づきました。周りをフランス、ドイツ、イタリアなどに囲まれていて、そのどの国にもアクセスが他の国からして比較的容易です。各国の文化も見え易く、色々な情報もジュネーブではフランス語、ドイツ語、イタリア語、英語の順で見えてきますので、ヨーロッパ内の物事を把握するには非常に便利である事は確かです。
国連の主要機関がジュネーブに多いのも、その地理的な優位点があるからこそというのもあります。しかし、それに加えて注目したいのが、その利点を利用したスイスのしたたかな戦略です。スイスはついこの間まで国連に加盟していないのにも係らず、こうした国連機関の多くをジュネーブに持って来ている役得の一つに対外からの人の流入による収入があります。国連機関が出来ればそれだけ海外から人が集まってきます。人が集まればそこには生きて行くための日々の生活によるキャッシュフローが発生します。加えて国連機関では絶えず対外からの閣僚級の訪問者やそれにまつわる会議が多いので、いつも会議に付帯する様々なロジスティック上のキャッシュフロー(ホテル、食事、パーティ、おみやげ等々)も発生します。こうした面でスイスが収入を得ている事は言われると当然かと思いますが、実感するのは難しい物です。日本で同様の事を行うのは意外に難しいのではないでしょうか?むしろ、日本の場合は外国から人を呼んだりするとお金がなぜか出て行ってしまう感じがするのはなぜでしょう?
ある意味、スイス人はお金に非常にシビアだと思います。稼げる所からは稼ぐといった商売人とはまた別の「堅実でありかつしたたかな」とでも言いましょうか、現金主義であり日本とはまた文化が違う面がある事を感じます。スイスはケチとも良く言いますが、その通りです。物の値段は値下げなんて中々しないし、紹介がないと新規の客は歓迎しない、などなど、やはり陸の鎖国を地で行っているのは日本以上ではないでしょうか?こうした事も、昔から周囲の列強に絶えず小突かれていたからに他なりませんが、最近では首都ベルンにEUの大使館が出来るなど変化の兆しもある様かも?スイスの独自性は絶えず列強から圧力がかかっており、それでもなお独自性が保たれるのは、列強同士の合意に基づくバランスの上になりたっている事もあるのです。
さて、話題変わって昨日の花金の晩ご飯は、レトルトのレンジでチン食品にしました。安売りのベトナムカレーの冷蔵食品です。どうせまずいだろうけれど、どんなにまずいかと思って食べてみました。しかし、まあまあおいしいではないですか。カレーは無難かな?


今日は3つ連発です。今日のビール1、Appenzeller Holzfass-Bier, Brauerei Locher AG, スイス産, 330ml, 5.2%, 久しぶりのスイス産ビールでした。ドイツ語圏の方の物のようでドイツビールの味だと思いました。

今日のビール2、FELDSCHLÖSSECHEN FRAICHE, FELDSCHLÖSSECHEN GETRÄNKE AG, スイス産, 330ml, 4.3%, これもドイツ語圏のスイス産ビール。FELDSCHLÖSSECHENシリーズは以前も一つ飲みましたが癖のないすっきりした美味しいビールです。

今日のビール3、FELDSCHLÖSSECHEN ABENDROT, FELDSCHLÖSSECHEN GETRÄNKE AG, スイス産, 330ml, 5.6%, 上の兄弟ビールでブラウンビールです。これも癖がなくブラウンビールにしては軽めでさわやかな味です。

Tribune de Genève - Dimanche 6 Mai, 00:01
(訳の精度に保証はありません)
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