2008年5月8日木曜日

Urgent Disaster

ミャンマーではサイクロンによる被害者が2万人以上を超えて甚大な被害となっています。ここ数年の世界各地の台風や洪水などの水に関する被害の規模は非常に拡大しています。カトリーナにしろ今回のサイクロンにしろ、一回での被害の規模が拡大しています。

一説では、地球温暖化の影響として、局地的なイベントの激化する可能性が高くなる、とあります。こうした災害が起こるとまず被害を受けるのが生活基盤が脆弱である発展途上国である場合が多いのです。

災害にも科学があって、災害の発生前の予防段階、発生時の監視と対策段階、発生後の監視と復旧段階に大きく分かれます。それぞれの段階において、どのような処置を施せばいいのかをキメ細かく考えていく必要があります。この対策は一国あるいは、一団体・組織では不可能です。横断的な仕組みが必要になります。

国際機関も一つの国際機関だけでは対応しきれません。予防段階では事前の予期される災害を想定しそれぞれの地域や国が政府レベルで対応しなければなりません。発生時にはリアルタイムの監視と救命・対策を行うために、多数ある国際機関と国とのシステマティックな連携が必要です。

一つ思ったのが、サンダーバードってこういう時に必要だなあ?と思いました。地球の危機に対して、どこへでもすぐに飛んでいけるプロフェッショナルな人って、SFの世界だけではなくて現実に必要な気がします。

こうしたUNの少数精鋭のチームを作れないものかなあ?と思います。

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