
クラン・モンタナはValais州の高級リゾート地。標高1400メートル以上のハイキングやゴルフなどがあるきれいな街です。湖もいくつかあり湖畔でのんびりできます。



ハイキングは10キロの道のり、登りの傾斜は結構険しくハイキングを始めてからすぐに息があがってしまうほど結構な勾配でした。それでも多くのハイカーが訪れており、どうみても70歳くらいと思える程のおじいさんも頑張って登っていました。夏まっさかりの登山は緑が濃くて冬とは違った風景がまた魅力的です。夏とは言え、気温は日向は直射日光で暑いのですが、湿度が少ないので日陰に行けば涼しくて気持ちのいいハイキングが楽しめます。


1800メートルくらいから上は森林限界で草木がなくなって地肌を出した山が見渡せます。牛の放牧もこの高さで広大な草地を歩き回っています。品質の良い強い牛が出来るのが感覚的にもわかります。

歩く事約2時間。目的地の大滝(Cascade)に到着です。1950メートルから流れ落ちる氷河の雪解け水は多少岩石の成分で濁っていましたが、飲んでみるとおいしい!天然のコントレックスというのがぴったりの美味しい水でした。

滝から反対側を望むとアルプスの高峰が遠くに見渡せます。Valais州は晴天率が高く一年を通じて雨の降る日が少ないそうです。今日も一日快晴でした。


残念ながらカラフルとまではいかなかったのですが、それでも確かに色々な色の高山植物と花が一面に咲いていました。帰りはおよそ4時間かけて下山。家に帰ったのは夜11時を過ぎていました。それでも、汗をかきかき登った山は滝が終点でさわやかで、一面緑の山は心を解放してくれる不思議な自然のパワーを持っていました。





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