ジュネーブ市内からはサレブ山の麓までバスで20分程で行けます。バスの終点からケーブルカーの乗り場までシャトルバスも出ています。通常バスは一日乗り放題で7スイスフランですが、半額パスがあるので5フランになります。この日も暑くなりました。最高気温30度まで上がり家にいたくなかったので、近場のサレブ山に行こうということになった訳です。

ケーブルカーの乗り場からのサレブ山の眺めです。切り立った断崖という感じです。ケーブルカーも急な傾斜をケーブルの途中支えがないまま一気に登ります。その高さ1097メートルです。山は石灰質で出来ている様で、砕石工場があって山を切り崩していました。

登ってからのジュネーブの街の一望です。レマン湖からそってジュネーブの街が一気に見渡せました。非常に広々とした雄大な眺めでした。空は多少霞がかかっていましたが快晴に近かったです。多くの人がケーブルカーや自動車で訪れていました。

ジュネーブの中心付近を拡大したものです。噴水も見えます。ジュネーブは両側を山に囲まれた地形をしているので、盆地のように湿気や雲がかかりやすいのかもしれません。

頂上からはいくつかの登山道があり、色々なコースを楽しむ事が出来ます。断崖の裏側に広々とした頂上のハイキングコースがある訳で、これがまた非常に雄大で眺めが良いのです。前に行ったユングフラウもそうでしたがアルプスはやはり雄大な登山、ハイキング、などの自然を相手にする環境が存分にそろっています。しかも、それらが比較的手軽に楽しめてしまうのです。今日も僕は思い立って昼から出たのですが、わずか1時間程度でここまでこれてしまったのですから実際気軽でした。皆、公園に行く感じで山登りが出来る訳です。皆、頂上でバーベキューをしたり、パラソルをもって昼寝をしたりしています。何もせずずーーっと雄大な風景をぼけーーーっと眺めているだけでもいいのかもしれません。そういう人たちは一杯います。日本人ってそういうの苦手ですよね。僕は行ける所までどんどん歩いて行きました。およそ2時間以上ハイキングしたでしょうか?山は、前にも言ったように皺構造なので、尾根を伝う様な稜線を進んで行くハイキングコースになっているので、途中で引き返さない限りは歩ければどこまでも行けてしまうのです。

また、あちこちでパラグライダーやハンググライダーなどが行われていました。こんなに身近に見たのは初めてでした。皆、すいすい飛んで行くので僕もやってみたくなりました。


サレブ山はフランスにあります。スイスの国境を越えたすぐの場所にあって、国境を越えた時に備え一応パスポートを持って行ったのですが、何も聞かれませんでした。見ない時には全然見ないし、見る時にはしっかり見るという感じらしいです。

<今日のビール>
スイス産、FELDSCHLOSSCHEN社、ICE Beer、アルコール度数5%、味はスッキリさっぱり系、その名の通りキリッとしたスッキリ味です。結構おいしいです。

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