2006年8月1日火曜日

夏休みモード



<今日の一枚>
夕方(といっても夜9時過ぎ)のJet'd Eau(ジェッドオ)です。長くいると愛着も湧いてくるというものです。昨日今日と気温が下がり過ごし易くなりました。今日などはまるで秋の心地です。夏至は過ぎているのでこれから段々日が短くなっていきます。

<お仕事>(夏休みモード)
8月に入り仕事場のWMOだけではなく街全体が閑散としてきたような気がします。そして、特に今日8月1日はスイス建国記念日(Fete Nationale)の日です。街中はお休みでした。しかし、国連機関はスイス建国記念には関係ないのかお休みではないようです。
しかし、我が部署も閑散としているため仕事もゆっくりと落ち着いて出来て余裕があります。今日は今までの残務整理などをして少しじっくりと一つの課題に取り組みました。日本だとそうした時間も中々取れないのですが、ここだと邪魔する電話もほとんどかかってこないし集中できるときには集中できます。午後にイタリアの宇宙機関の同僚から電話がかかってきて、その声がわざとしゃがれ声でびっくりしましたがからかわれているということに後で気づきました。平和な一日でした。
それにしても、僕としては別な大きな課題としてこの仕事に日本から派遣されて来ている訳ですが、最初の方でも述べた通り家族と離れざるを得ない状況で来ている訳で、その状況を打開すべく現在日本の会社への要望事項をまとめています。来週日本に帰国した際に、その要望事項を調整してくるつもりです。来年も家族と一緒にいれないという状況をなんとかして改善したいと思っています。今年はなんとか頑張ろうと思いますが、ジュネーブの秋から冬にかけては皆口をそろえて「暗い」「寒い」「太陽が出ない」という事を言っています。ある日本人の方が鬱にになってしまった、という噂まで聞いてしまうと若干不安になりますが、まあ仕事も忙しく出張に行く機会も多いので大丈夫だろうと思っています。

<生活>(クリーニング)
最近は生活関連の話題が少なかったのですが、それほど記す話題がなかったためです。しかし、昨日ですが初めてスーツを2着とズボン一本をクリーニングに出していたので受け取りに行きました。まず感じた事は値段が高い!スーツ2着で42フランですよ。一着21フラン2千円です。ズボンもいれると50フラン取られてしまいました。しかも、クリーニング屋のおばちゃんはフランス語のみ、こちらがフランス語できないとわかっていても構わずフランス語でまくしたててくる物だから本当に困りました。
それにしても、ジュネーブの物価の高さ、サービス人件費の高さもここまでくればもうあきらめがつきます。日本がデフレで安くなりすぎたのでしょうかね?良く、スイスと日本は似ていると言われますが、両方の国とも資源がない国で付加価値で生きて行くしかないとすれば、その付加価値代(サービス費など)は絶対に値が下げられないのではないでしょうか?そうなると、日本のデフレは良くない状況なのでしょうかね?

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