仕事が終わってから帰る道の風景です。すっかり日が暮れるのが早くなりました。8時前ですが大分暗くなりました。この時間になると人通りが大分少なくなってきます。歩いていても中々人がいないために東京のごみごみした通りに比べて寂しい様な感じです。写真下はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の横の道路です。

Palais de Nations(国連地区)の付近はUN(国連ヨーロッパ本部)を中心としてその周囲に、ITU(国際電気通信連合)、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、WHO(世界保健機関)、WMO(世界気象機関)、WIPO(世界知的所有権機関)、ILO(国際労働機関)、WTO(世界貿易機関)、ICRC (赤十字国際委員会)などが軒を連ねているため、おおよそ行き交う人々はビシッとした各国のお偉方の様に見える人たちが多いです。
<お仕事>
今日も午前中はたまっている仕事をいくつか片付けつつ、午後からはスタッフミーティングがあり7時過ぎまでかかりました。しかし、今日は全くと言っていい程会議について行く事が出来ませんでした。なぜか頭が疲れている様でぼーっとしており、集中できず相手の言っている事について行けずに議論から外されている様な感じなってしまいました。僕もいくつか報告があったのですが、何か的を得なくて、ピーターがカバーしてくれたのでなんとか助かりました。また、いくつか重要な議論もあったのですが、ついて行けずに参ってしまいました。後でフォローしなくてはいけません。先週のアメリカ出張では結構調子良かったと思うのですが、どうもうまく行った後は苦ありなのかもしれません。
僕が報告した際に、アイルランド出身のブレンダンが「僕のおばあちゃんに説明するように分かり易く説明してくれないか?」と言われて困ってしまいました。英語で説明するのも苦労しているのに、それをさらにおばあちゃんに分かり易く説明するようになんて出来るか!と思いましたが、実際は彼の言う通りで、自分が専門とする英語の用語も英語を母国語とするブレンダンでも分からない事があるのは当然です。まごまごしていたらアシャシェが非常にうまく説明してくれましたが。。。
最近、色々な業界で「Low-hanging fruit(LHF)」という言葉がはやっているようです。熟れた果実が木になっていると重くなるので枝から垂れ下がってちょっと手を伸ばせば楽に取れる物である事を例えて、手っ取り早く成果や実績としてそれほど苦労なくして得られる事の喩えとして使われます。今回は、それが議題として上がり、それぞれの今の地球観測の分野でのLHFを考えて説明しろというものでした。頭がぼーっとしていた僕はなんとか即興で切り抜けましたが、やはりこういう議論は楽しいですね。色々なポジティブなアイデアが受け入れられる雰囲気があるので、皆あらゆる角度から考えますし、特に発展性を考えながらの提案が望まれるし、そのように皆考えるくせがついている事が日本人の思考形態と違うのではないか?と思います。
全くこんな感じで今日は改めて我が部署の会議の難しさを感じた日でした。
<0から始めるフランス語3>
お久しぶりですが、今日は数字について。
0 zero ゼロ
1 un アン
2 deux ドゥ
3 trois トゥロワ
4 quatre カトゥル
5 cinq サンク
6 six スィス
7 sept セットゥ
8 huit ユイットゥ
9 neuf ヌフ
10 dix ディス
11 onze オーンズ
12 douze ドゥーズ
13 treize トゥレーズ
14 quatroze カトゥールズ
15 quinze カーンズ
16 seize セーズ
17 dix-sept ディセットゥ 10+7という表現
18 dix-huit ディズゥユイットゥ
19 dix-neuf ディズゥヌフ
20 vingt ヴァン
21 vingt-et-un ヴァンテアン 20と1という表現
22 vingt deux ヴァン・ドゥ
....以下22と同様
30 trente トゥレントゥ
....以下20の桁と同様
40 quarante クアラントゥ
50 cinquante サンクゥアントゥ
60 soixante スワソントゥ
ここまでは慣れれば簡単だと思います。覚え込むしかないですけれど。
しかし、フランス語では数字の数え方が70以降が特殊になります。
但し、スイスのフランス語はまた違うのです。
まずフランスのフランス語から
70 soixante-dix スワソントゥ・ディス 60+10という数え方
71 soixante-dix-un スワソントゥ・ディス・アン
...以下同様
80 quatre-vingts カトゥル・ヴァン 4 x 20という数え方
90 quatre-vingt-dix カトゥル・ヴァン・ディス (4 x 20) + 10という数え方
100 cent サン
いかがでしょう?ずいぶんややこしい数の数え方をすると思いますが、実際に慣れるとこちらの方が印象に残って違和感がなくなります。発音もなんとなくリズムに乗るようで耳に残ります。ヒアリングでも他の数字よりも聞き取り易いのです。
次にスイスのフランス語
70 septante セタントゥ 普通に70
71 septante et un セタンテ・アン
....以下、21以降と同様
80 huitante ユタントゥ 普通に80
90 nonante ノナントゥ 普通に90
100 cent サン フランスと同じ
僕は未だにスイス人がこの読み方で話すのを聞いた事がありません。
それに、今日キオスクのお姉ちゃんはお釣りを渡す時に80の事をフランス読みにしていたけれどなあ。





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