2006年9月8日金曜日

チャップリン映像展覧会

今日はまた天気も良く夏の陽気でした。ローザンヌのエリゼ博物館(musèe de l'Elysèe Lausanne)でチャップリンの映像展覧会をやっているとの事で行ってみる事にしました。ローザンヌはレマン湖畔の街でジュネーブから電車で約40分にあり気軽に行けます。バレエの国際コンクールなどで有名ですね。それだけではなく、観光の拠点として、世界最高レベルの教育・文化施設、富裕層が暮らすハイソな街でもあるそうです。チャップリンの映像展覧会はジュネーブのコルナバン駅でパンフレットがあり、電車と往復と一緒の割引で入場料のセットで30フランというお得な企画だったのです。こうした鉄道と催し物や観光の企画とのジョイントは多くあるようです。さすが観光立国スイスでもあります。ローザンヌの観光も兼ねて以下写真付きで紹介します。



まずはローザンヌ湖畔の風景です。ローザンヌはレマン湖から坂の様に上に登る傾斜地になっています。傾斜が結構きついのでバスなどで利用して移動しないといけません。湖のすぐ側にはこのような非常に広い庭と豪華な建物がセットになっている風景が見られます。うらやましい限りです。湖畔はやはり富裕層が占めている様です。レマン湖は静かな湖ですし、ヨットが優雅に漂っている風景は本当に豊かです。









チャップリンの展覧会も湖畔の同じ様に風光明媚なエリゼ美術館で期間限定で開催されていました。しかし、せっかく鉄道との割引チケットを買ったのですが、なんと今日土曜日は入場料フリーの日でした。損してしまいました。スイスの美術館や博物館は土日は入場無料になる所がありますので、あらかじめ確認しておく事が必要のようです。
チャップリンはロンドンに生まれてアメリカで映画製作活動を送っていましたが、1952年に外国人排斥運動の結果アメリカのビザを剥奪されて、スイスのローザンヌからさらにレマン湖に沿って20分程の所にあるヴヴェイという所で生活する様になったとの事です。映画製作のフィルムや実際の映画を放映したりと、地味でしたがチャップリンの活動の多さがわかる展示会でした。
このエリゼ美術館は映像専門の美術館のようです。外に出ると湖の間に気持ちのよい散歩コースがあります。







エリゼ美術館のすぐ隣は有名なIOC(国際オリンピック委員会)とその博物館がありましたので寄ってみました。ここは今日は入場無料ではなく15フランが必要でした。しかし、博物館自体はあまり面白くありませんでした。むしろ、周りの景色と散歩道が広々していて景色も良かったのが印象的でした。聖火は1993年の開館以来ずっとついているそうです。





オリンピック博物館を後にして湖畔を散歩しました。ローザンヌの湖畔はウシー(Ouchy)と言い広く気持ちの良い公園です。ヨットハーバーやレマン湖の遊覧船、定期船の船着き場にもなっています。

なぜか、ローザンヌの方がジュネーブよりも住む街としては良い雰囲気を持っているようです。

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