2006年10月6日金曜日

週末だあ

<お仕事>
今週も末です。今日もどたばたでした。英語でのドタバタは事前準備の得意な日本人にとっては最悪の状況です。それでもマイクとジョバンニと調整しつつなんとかこなせました。しかし、来週月曜日のための資料は完成しませんでした。やはり週末にも働かないといけなさそうです。マイクが帰り際に僕のオフィスに寄って、僕のやっている仕事を見て一言「I don't like this!』って言いやがりました。「ふざんけんなよ!」と思いますが、最近はマイクのずけずけ言う性格に慣れているため、僕も「そうか、そんなら早く帰れ」って感じで応酬します。

来週の火曜日にまた重要なスタッフミーティングがあるのですが、それに向けてマイクは準備が進んでいるのか?って聞いたら、大まじめな顔でさも正当に「まだ何も手をつけられていない!」と言いました。日本だったら申し訳なさそうに、あるいは当然出来ているのが良く出来る人ですよね。こちらでは何もしていないくても口先がある程度通じるから面白いですよね。

テロ情報ですが、どうも5日から10日の間が狙われている日にちだそうです。今日も、WMOの入り口ではセキュリティが鞄の中身の隅々までチェックしていました。結構ものものしい雰囲気です。国連の周囲には警察の車やオートバイが頻繁に警戒していました。

同室のフィンランド人のアンティが今日いやにそわそわしていると思ったら、自国の政府からの拠出金がカットされそうで、自分のアサインメントに直接響くために非常に憂慮しているとのことでした。仕事もそこそこに名だたる高名なサイエンティストと連絡を取って、フィンランド政府への拠出金カットの取りやめの要請レターを書いてもらっているようでした。

我が部署は、何度も言いますが正式な国連機関ではなく、新しく出来た未だ「政府間の作業部会」に過ぎないので不安定な身分なのです。なので、いつ組織がなくなるとも限りません。幸い、各国とも今の所本作業部会に対して必要性と好意性を維持してもらっているため、事務局の運営資金はそこそこ確保出来ています。

<生活>
最近は生活情報があまり載せられません。ほとんど仕事場と家との往復だけなので・・・やっぱり週末位はどこかに行きたいけれど、金もそんなにないしなあ・・・

10月末の引っ越しですが、まだアパートが見つかりません。そろそろやばくなってきました。どうやら、9月末になってジュネーブに戻ってくる学生やビジネスマンが多くいて、その人たちがアパートを次々と決めて行く様です。今日、実は一つ良さげなアパートを見に行こうと思ったら、先日もう契約されてしまったとのこと!ジュネーブは本当に住宅事情が悪いです。本当に10月末に引っ越せるのだろうか?仕事も忙しいし、週末は店がみんな閉まっているためアパート探せないし平日に行くしかないため非常に難儀です。

そう言えば、仕事に関係しますが日本の会社に以前ジュネーブに来るにあたっての待遇改善を申し出ていましたが、直接の上司は改善に前向きなのですが、我が会社の人事が難渋を示しています。全く、我が会社の人事部は職員を人間扱いしていない、単に外部の評価と規則の一点ばりということが良くわかりました。JAXAに入社希望の皆様、もし福利厚生で特別な事を望むつもりならばあきらめた方が良いです。普通に仕事をして普通にまともな暮らしをする分には十分ですけれどね。

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