

葡萄収穫祭に行く前に時間があったので、ジュネーブ暦の長いTさんの案内で少し車で周辺を散策しました。写真上はオードリー・ヘップバーンの旧家(現在は別な人が住んでいます)、そして写真下は彼女のお墓です。Vaud州のとある村にあります。中々通でないとわからないかもしれません。

同じ村の中できれいな紅葉に覆われた家があって、非常に鮮明できれいだったので撮りました。これから秋が本格的に深まり、周囲の自然も冬に備えてどんどん景色が変わって行くそうです。

レマン湖を望む高台にあるレストラン(Restaurant de l'Hôtel du Monde)から撮った葡萄畑の風景です。レマン湖に沿ってジュネーブからローザンヌ方面一帯はこうした丘陵の葡萄畑が一面に広がっています。非常に美しい風景です。

その後、スイス人と結婚された日本人の女性のいる葡萄園に行き、今日の収穫祭の行事に参加しました。この時期は葡萄の収穫祭があちこちで行われています。通常では中々参加する機会はあまりないかもしれませんが、こうしたつてで参加出来る事は非常にありがたい事です。また、多くの関係の日本人の方々が参加されていました。50人以上の大勢の人たちが葡萄畑で葡萄を積んで、今日の晴れの日の一時を楽しんでいました。ここの景色もレマン湖を下に望む丘陵地帯であるため、非常にすがすがしい風光明媚な場所です。

葡萄は白ぶどうの種類のようです。粒は小ぶりですが食べてみると甘酸っぱく熟れ頃でした。

通常はこのようなトラクターで葡萄の木を両側から挟み込む様にして、一斉に葡萄を収穫していきます。日本の稲刈りを思い出します。

刈り取った葡萄はこうして液だけを抽出して、葡萄ジュース(Moûtという特別なジュースだそうです)やワインなどに加工して行きます。ジュースと白ワインを試飲させていただきましたが、すっきりした味でおいしく、こうした機会は中々得られないものでした。
スイスのワインはあまり日本ではお目にかからないですが、前にも述べたかもしれませんが、スイス内の供給だけしか生産量がないような状況の様です。わざわざ外国に輸出までする事はそもそも考えていないみたいです。また、コルクなども最近は世界的に生産量が枯渇しているのでスイスなどでは普通のアルミキャップにしているなど考え方の相違がスイスにはあるようです。スイスの赤のワインも最近では相当洗練されてきているとの話も以前ありました。
日本でもこうした行事があると面白いと思います。田植えや稲刈りなどは全国的にもっと国民の行事にしても良いのではないでしょうか?非常に楽しい行事になると思います。
さて、その後、葡萄収穫際を後にしてジュネーブに戻って、若者らしく?ボーリングに行きました。日曜には閉まっているモールもボーリングやビリヤードなどの遊技場は開いている所もあります。汗を流してストレスが発散できました。
<今日のビール>
ドイツ産、PARK & BELLHEIMER社、HEFEWEISSBIER Premium、アルコール度数5.3%、コクのある地ビールの様な味わいでおいしかったです。





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