<お仕事>(オフィス改装)
週末の今日、我が部署の事務所の改装工事が始まりました。今まで事務局長と一部の職員は個室で、後のスタッフは2人部屋だったのですが、みんな個室にするべくスペースの改装と新たな部屋の割当が行われるのです。
僕も個室を割り当てられる事になり、気分良い半分、アンティとせっかく仲良くなったのに別々になる寂しさ半分の気分です。しかし、欧米の仕事場環境は基本的に個室です。何度かナターシャやジョバンニ、アンティなどとも個室が良いのか、オープンな仕事環境がいいのか話してみたのですが、基本的に文化の違いが土台にあってアジアのオフィスはオープン、欧米は個室文化なのですが、一長一短はあるというのは皆認識しているようです。
オープン環境で一番不満が多いのは他人の電話がうるさくて仕事にならない、というもの。確かにこれは言えますね。周りに気遣って電話しなくてはいけない心遣いなども必要になってきたり、一方でそういうのを全く気にせず大声で喋りまくる人もいますよね。一方で、オープン環境の長所は、部内などでの意思疎通がしやすいなどでしょうか?しかし、この長所はともすると短所に急変しやすく、部内で険悪な雰囲気になった時の冷却がしにくいことなどがあげられるかもしれません。
いずれにしても、日本のオープン環境に慣れると、個室だと落ち着かないというか、変な強迫観念(俺って何していればいいんだろう?の様な)にかられる時もあるのです。ただ、この強迫観念は実は仕事に対する責任が十分に認識されていないし現れであると思う様になりました。自分のやるべき事がわかっていれば一人でもどんどん仕事が進められる訳ですからね。
日本の場合は、相互扶助、阿吽の呼吸による仕事の習慣がどうしても残ってしまうため、変に相手に期待したり、自分が代わって相手の仕事をやってあげたりする場合があります。しかし、ともすると国際機関での評価はそれらはマイナスになるとも限りません。
実際に、個室になるのは11月からなのですが、それまでの仮のオフィスに本日移りました。そこも二人部屋で相方は韓国人の朴さん。韓国気象庁から出向されているとのこと。さすがに、アジア人同士なんとなく気心がわかるのが手に取る様にわかります。ジュネーブにある韓国レストランについても教えてもらいました。
いやー、それにしても最近は本当に毎週忙しい日々が続きます。アシャシェ事務局長、エグゼクティブオフィサーであるピーターも火の車の様で、明らかに事務局全体としてオーバーロードであることは事実です。今後は、もう少しマネージメント関係のスタッフを増やして行く事が必要だと感じています。
今週末もゆっくりしたいけれど、どこかに気分転換に行きたい気分です。しかし、何も考えていない〜。
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