今日は、健康診断の続きで国連本部まで受診に行きました。レントゲンと問診を受けに行ったのですが国連本部内にはしっかりした病院と同じくらいの設備があります。お医者さんもいて問診もスムーズにいきました。特に悪い所はない健康体でした。但し、血液検査でコレステロールがちょっと多いから運動した方がいいよということ。確かに運動不足は認識しています。
一つびっくりしたのは、レントゲン写真を持って帰って良いよと言われた事です。日本だとレントゲン写真なんて医者が所有するものだと思い込んでいましたが、ここではあっさり持って帰ってもいいよと。自分の肺と心臓が移ったレントゲン画像を持って帰るのは変な気分でした。
さて、ジュネーブに1年もいながら国連ヨーロッパ本部の中に入ったのは今日が初めてでした。友人のNさんと一緒に昼食がてら少し内部を写真に納めてきましたのでここに紹介します。



建物の中庭(写真上、中)と建物の一部(写真下)です。きれいで広い庭で天気の良い日にはレマン湖が見えて寝っ転がれるくらいにきれいな所です。建物はまるで美術館のような豪華な建築様式で大きな建物です。敷地は球場何個分で感じでしょうか。

中庭にはいくつか奇妙な形をしたオブジェがいくつかあります。それぞれが意味があるようなのですが、それは解説を聞かないとわかりません。また、今度時間がある時に聞いておこうかと思います。


建物の中には会議室が数多くあります。国連の大きな役割はなんといっても国際調整です。各国の代表が集まって様々な国際問題を調整するのが最大の仕事であるため、そのための会議場が大から小までいくつもあるのです。各会議室には各国代表の国のプレート、マイクロフォン、国連公用語の同時通訳のヘッドフォンセットが各座席にセットされています。


その他、各所にコーヒーサロン(写真上)が設けられていて、多くの何人かが非公式な調整やネゴシエーション、雑談をしていました。また、各所にかけられている時計(写真下)は全てPatek Philleppeという高級時計メーカーだそうです。内部には、他にお土産屋さん、スーパー、それに広大な図書館もあります。

昼食をカフェテリアでいただきました。WMOに比べてカフェテリアの大きさもメニューの数も種類も全然スケールが違います。しかも、味もおいしい。どうやら、国連各所でカフェテリアの味も違うようで、今度ジュネーブの国連機関昼食巡りをしようと企てています。しかし、どうしてオリエンタルがないのだろう?日本は国連分担金を一杯出しているのだから、少しは日本人に有利な事をしてくれてもいいのでは?といつも思います。常任理事国にもなれない、公用語もだめ、職員数も少ない、発言権もほとんどない、等々、他にも分担金を払わなくてもいい理由がいくつもあると思うのです。
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