インフラ系の受難は仕事と生活に少なからず影響を受けております。仕事ではラップトップのPCがないと出張があった時に大変不便です。来週からまた再度ローマに出張があり、あまり行きたくないのですがしょうがありません。一方で、デジカメがないとブログを書く意欲も失せて行きます。文字だけではなかなか伝わらない海外の生活情報はやはり画像の情報が大きな威力を発揮すると思うのです。
暗い話題がどうも多いので、少し昨日と今日の出来事を以下羅列します。
昨日の夜は毎週月曜恒例のフランス語講座に通ってから、家に帰りとなりに住んでいる大家さんに家賃を払いがてら、少しお話しました。大家さんはスイスプライベート銀行に勤める独身の50歳のきりっとしたスマートなジェントルマン。身なりも家もスマートさがにじみ出ている如何にも几帳面なスイス人という感じの人です。しかし、まじめなやさしい人で安心してお付き合い出来ます。
彼はプライベートバンク以外にも、別な場所でいくつか事業を持っているまじめな実業家です。日本で実業家というと派手なイメージがつきまといますが、彼は非常に素朴に見えつつもしゃれたスマートさが感じられてなんとなく格好良く、かつまたうらやましく思えます。ウイスキーを一杯片手に、スイスや日本の事を話しました。たまに、こうした交流は文化の理解に本当にためになりますね。
彼に教わった事に、僕の住んでいるアパートの屋上にはプールがあるのですが、先月から既にオープンしていていつでも入って良いとの事。これから暑くなるとプールが気持ちよくなるので是非行ってみたら良いと言われました。そして、今日仕事が終わってから夜8時くらいに早速屋上のプールに行ってみました。
日が長くなって8時だと夕方の雰囲気です。プールには人がいなくて一人で独占状態です。長さはおよそ15メートル程度のリラックスプールですが、それでも一人で泳ぐと良い運動になります。屋上はジュネーブの街を一望できる風光明媚な環境で広々していて疲れた頭を安らげてくれて快感この上ない感じです。水がまだ少し冷たいですが泳いでいるとそれも感じなくなり、ストレスが抜け出て行くまで泳ぎまくりました。
ふと、気づいてプールを上がると日が暮れかけていて、レマン湖に浮かぶ遊覧船と街の灯がまさにOrangeの色を辺り一面に照らしていて、幻想的なジュネーブの街を醸し出していました。
これからこのプール習慣になりそうです。





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