Escalade2007

１２月７から９日までジュネーブがフランスのサヴォア軍の侵攻を撃退した事を記念するお祭りエスカラードが行われました。昨年は行けなかったのですが、今回はウイーンから帰って来て、その夕方からUさんと一緒に出向きました。

市民がジュネーブの戦いの衣装を着て馬に乗った勇壮な行列行進が街中で行われました。このお祭りで一番の有名な逸話が、エスカラードという言葉が“梯子をかけてよじ上る”という意味をもつ様に、城砦を上って来た敵兵にロワイヨームというおばさんがスープ鍋をひっくり返して撃退したという事にあります。

約７００人の市民が兵隊や市民、ギルドなど中世の衣装で街をパレードします。最後は、サンピエールの大聖堂前の広場に集結し、燃えさかる炎の前で勝利宣言をして一同で大合唱して終わります。今回、行列を見てから聖堂まで移動して、最後の勝利宣言を見る事が出来ました。