2008年4月1日火曜日

Assessment interview in 2007

今日も忙しい日でした。先週まで大きな会議があり、準備や対応などでてんてこ舞いでしたが、それが終わってからさらにアクションが増えて、今後もやる事山積みです。しかし、忙しい事は良い事で、我が部署も将来がまだ期待出来るというものです。

さて、今日は午前中一杯スタッフミーティングで先週の会議のフォローアップを行った後、午後に事務局長との2007年の人事面談を行いました。前年に2006年分をやった時の事を思い出し、外人のボスを持つとどのような面談をするのか?と思っていましたが、しごく一般的で僕の業績をきちんと評価してくれた事を思い出しました。

今日の面談は前年よりもさらに打ち解けた感じで事務局長も僕の仕事ぶりを前年よりも正確に分かってくれて、その上で昨年よりも良い評価を頂きました。うれしい限りです。但し、前も言いましたが今年は我が部署の具体化の年で、より具体的なプロジェクトを推進して行く課題をこなしていくことの期待もあっての評価であることがわかりました。

これまで僕は国連という組織を見て来てびっくりしたのが、会議をすること自体が仕事の主体となっていることが多い事でした。国連の組織自体が物事の推進母体ではなく支援組織であることが多い場合があるので、しょうがない事情もあるのですが、僕の見立てではそれでは求心力を失って良い仕事は出来ないと思います。

我が部署は、周りから叩かれながらも具体的なプロジェクトを積極的に提案して、自らあるいはそれを布教しつつ推進していく元気を持っています。また、そうする事で我が部署の存在意義を強烈にアピールしているのです。

面談の話からそれましたが、僕の今回の業績評価はまさにその具体的なプロジェクトの推進のためのプロセスを定義した文書を作成し、プロジェクトを立ち上げた事にあり、自分自身としても国際プロジェクトの推進に貢献の一歩を成し遂げたという実感があります。

国際機関というのは、周囲の国の利害や文化の衝突を十分考慮しなくてはいけませんが、それだけに気を遣っていても物事が進まない事があります。我が部署の事務局長も含め、グローバルに良い物は良い、という強い信念を持って、周囲から猛反対にあいながらも、まだ誰も成し遂げた事のない新たなプロジェクトを立ち上げ進める事を常に楽しみつつ仕事をしているのです。

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