2008年4月23日水曜日

雑多な事

話題がないと雑多な事を出すようにしています。

今日は少し暇があったのですが、猛烈に眠く時差ぼけが解消されていないことがわかりました。うーむ、ほとんど仕事してないなあ・・・時差ぼけが段々と到着の日から2,3日後に現れるようになってきました。夜8時ごろになるともう眠くて眠くて、朝は4時ごろ目が覚めます。完全に3時間ずれています・・・

ここ数ヶ月全くフランス語を勉強していません。。。年末までEcole de Migosに通っていましたが、その後、仕事や出張にかまけて完全にサボっています。実は、今週末から毎週土曜日に一個上のクラスをとっていて行かなくては行けないのですが、初級に戻りたい気分です。今一番の懸念は、今週末のフランス語教室をどう乗り切るか?です。。。参った。。。

お昼に同僚と話したのですが、例のサブプライムの損失はスイスの大手銀行UBSにも大打撃を与えています。UBSは世界の銀行の中でも上位10位以内の資産額を誇りますが、その銀行が約100億米ドルの大損失を被ったのです。同僚の話では預金者がUBSを離れる事態が起きているとのこと。本当かどうかわかりませんが、メガバンクも信用がぐらついていて、それはグローバル化して予想がつきにくい事態になっているということでしょうか?

以下は言いたい放題と取ってください。気候変動って今すごいホットな話題ですが、いつも根本的に問題になるのが、気候変動は人為的なものか?自然発生的なものか?という問題です。長期的に見ると過去には氷河期もあり、それとは反発するような自然のサイクルによる温暖期もあったのです。アル・ゴアの講演ではよく、長周期では見られない近年の温暖化現象は温暖化ガス排出などによる人為的なものである、というのがIPCCのレポートとも協調しています。しかし、如何に温暖化はもはや疑いのない事象とは言うものの、これらを裏付ける科学データの取得と校正検証、そしてそれらに基づく将来予測の出力が一番重要なのですが、それに基づく議論があまりなされていないような気がします。もちろん既に近年の気温の上昇は事実ですので出来ることがからの対策を練って行くことは大変重要です。しかし、一体どのくらい減らせばいいのか?それがどの位地球気候にインパクトをなすのかの定量的な解析はまだ未完の領域です。IPCCの作業はあくまで過去の論文を精査した結果であって、リアルタイムのデータ観測から解析による温暖化のモニタリング、モデリングは行っていません。スターン報告も温暖化が経済にどのような影響を及ぼすか予測を出していますが、確度はどの程度あるのか誰も検証出来ません。気候変動問題を、検証はともかく、とにかく政策的にハイレベルに認識する必要があるという意味ので戦略ではいいかと思いますが、政策決定者向けのより信頼できる科学データを提供するシステムがまだ出来ていない状態で、色々な人が色々な事を言っているのが現状です。もっと、統合された信頼できる観測~予測までのシステムを作る必要があります。

日本に帰って今回思ったこと。食の安全が叫ばれていますが、スーパーで食料品を買う時には人工の混ぜ物には注意するようになりました。酸化防止剤や人工着色料などが入っていると味が格段に落ちる様に感じるようになったのは、また不思議なことです。間違って酸化防止剤の入ったお刺身を買って食べたのですが、とても食べれた物ではありませんでした。スイスでは比較的混じり物のないものが多いのではないか?と思いますがどうでしょうね?

最後に、スイスのインターネットのドメインネームの最後のカントリーコードはchなのですが、最初僕は中国か?と思ってしまいました。しかし、chの意味はConfoederatio Helveticaといって、これがスイスの正式な国名なのです。ラテン語での標記となります。ラテン語は西欧言語の源流をなすものなので、ラテン語を学んでいれば西欧諸国の言語の派生系は理解しやすいと言われています。

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