今日はどうしようか?と思っていたのですが、フランスのジュラ山脈(Monts Jura)をハイキングすることにしました。ジュラっていうと歴史を思い出す人も多いと思います。ジュラ紀で有名ですね。ジュラ紀は約1億9500万年前から約1億3500万年前までの期間を言うそうです。いわゆる恐竜の時代だそうです。なんで、ジュラ紀ってついたかは、人類以前の時代の事は地質時代といって、地層によって年代が決められるそうです。ジュラ山脈からは多くの石灰岩の地層が発見されたことから、発見者のアレクサンドル・ブロンニャールという人が命名したそうです。

ジュラの峰。上の方はまだ雪が所々残っています。
さて、話題を戻して、ジュラ山脈は山脈ですので、山がずっと連なっています。つまり、峰での縦走が出来るのです。今日は、Gexという街からさらに車で山の上まで登り、la Faucilleという場所からずっと峰を沿って縦走してみました。まだ、峰付近は最後の雪が残っており、雪の上をずっとザクザク歩いたためかなりの運動になりました。普通雪の上を歩く時には日本でも歩いても沈みにくいカンジキというものを靴の上から履きます。こちらではカンジキは普通にあり、スノーシューとかラケット(Racquet)とか呼ばれていて意外にやってみると楽しいのだそうです。

コースは雪があり、踏みしめると沈みます。結構な運動になります。縦走とは言っても、所々アップダウンはあるため、これまた良い運動になります。春も近いのか雪の側の土から花が芽吹き始めていて、春を実感させる風景も楽しめました。

およそ、1時間ほど歩くと、風景の良いle Treutというジュネーブの風景を見渡せる場所に出ました。標高1375メートルのLe Turetという場所です。サレブ山とはまた別の視点でのジュネーブの風景は格別です。遠くのモンブランをはじめとするアルプス山系の風景も格別でした。

その後、元来た道を戻りおよそ3時間くらいのハイキングでしたが、汗もかなりかいたし良い運動になりました。それから、少しジュラをドライブして帰りました。緑が目に焼き映る季節です。その中で今はタンポポや菜の花の絨毯がこれまた素晴らしいものです。






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