2008年5月13日火曜日

Monaco

モナコは国です。地中海に沿うカンヌとニースに引き続き立ち寄ってみました。ニースから車で約20ー30分、ヴァチカン市国に次ぐ世界で2番目に小さいこの国は超リッチで華やかなイメージがあります。車がモナコに入ると、その様相は際立ってわかります。建物や周囲の雰囲気が既に金持ち!って感じです。まるで貧乏人は入ってくるな、という様な雰囲気がありましたが、人々は明るく優しい人が多い様にも思えました。

今回、カンヌ映画祭が近い事と同様、ここモナコも有名なF1のモンテカルログランプリ(Monaco Grand Prix)が5月22ー25日に開催される予定で、本日はその前イベントのような感じでMonte-Carlo Historic Grand Prixというクラシックスタイルのグランプリが行われていました。それだけでもなんてラッキーな日に来れたのだろう!と思って、わくわくしながら市内へ。モンテカルロの街全体がコースになるため、この日はほとんどの地区がなんらかの規制があって、行きたい所に中々行く事が出来ませんでした。



モナコへのアクセスは山越えですぐに海岸の市街地、という感じで中々険しい坂道が多いです。街全体の風景は高台から見渡せました。この写真を撮った時に、既になんて豪奢な街だろう、と思いました。海上に浮かぶのはカジノ船でしょうか?街の色合いといい、またニースやカンヌとは違った色濃いセレブの要素を醸し出しています。







F1のおかげで観光客でごった返していました。しかも、街中に入ったはいいけれど行ける所は限られていたので、見れた所はほんのわずかです。街並だけの写真ですが、如何にも街並ですよね。大公閣下の住むお国という感じです。僕は、うろちょろしながら怪しいアジア人に見えたかもしれません。カンヌ、ニース、モナコを通して、今回アジア人が少ない事を感じました。時期柄かもしれません。



さて、肝心の?F1ですが、これもチケットを購入しないと当然見れませんでした。価格を見ると、22日がおしなべてどこの席も約70ユーロ、23日は完全無料、24、25日は130−450ユーロします。今日のクラシックレースは35ユーロとの事ですが、それでも結構高いので躊躇していると・・・いつのまにかレースが始まったのか、街中がレーシングカーの爆音に包まれ始めました。F1のエンジン音とはこんなにもすごいのか?!と思う程の爆音です。サーキット場ではなく街中でのレースなので余計異様な衝撃音として聞こえました。

どこかで、見える所はないか?と歩き回っていると、ある場所で人がゴッタ返しているのを発見。行ってみると、道の柵に登ればレースの一部を覗ける場所がありました。強引に割り込んで登ってみると確かに見えました!動画でも撮りましたので、雰囲気だけでもどうぞ!



これだけ見て、モナコを後にしてジュネーブの帰途へつきました。15時過ぎにモナコを出てジュネーブについたのが21時過ぎ。帰りは6時間ちょっとでした。運転し通しで疲れましたが、リフレッシュできた一人旅でした。

0 件のコメント: