2008年6月25日水曜日

Laissez-Passer

国連機関の公務の出張には特別なパスポートが使われる事があります。Laissez-Passer(レセ・パセ)と呼ばれる写真の水色のパスポートです。意訳すると「通してちょうだい」って感じでしょうか。僕は国際機関の正式な職員ではありませんが、扱いは同じなので職員と同等の扱いでこのパスポートをもらっています。これがあると一応国連加盟国の外交専用のレーンで入国できるはずです。

はず、と書いたのは、実際は偉そうなパスポートでも国によって扱われ方は様々な実態のようです。ある国ではこんなの知らん、とか言われて自国のパスポートでないと受け付けられない場合もあるそうです。但し、ある国ではビザが必要な場合でもこのパスポートがあればビザなしで入国できる場合もあります。

結論としては、公務の場合にもどちらのパスポートを持って行った方がいい、ということになります。国連のパスポートだからと言って万能ではありません。水戸黄門の様に通れる場合もあれば、箸にも棒にもかからない場合があります。

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