
ハイキング開始地点で撮った小屋と山の緑の風景が素晴らしい。

登り始めると多くのハイキング客が訪れていました。多くの人がストックをつきながら歩いています。足に負担をかけないための重要な登山用具です。ヨーロッパの山は岩山が多く、特に降りる時に膝などに負担がかかりやすいのです。



登り途中の風景です。とにかく壮大な風景です。山は一面緑。そして、遠くの山にはまだ氷河が残っています。登山道は比較的登り安く体力さえ許せば急に見えても、子供でも十分登れるのです。多くの小さい子供もこの2500メートル級の山にたくさん登っていました。


ハイキング開始から約2時間の行程で、2500メートルの山上湖であるLac de Fenêtreに到着しました。湖は二つあります。どちらも水が澄んでいました。登りはかなり良い運動になりました。背中に汗をべったりかくくらいのものです。湖畔で食べたお弁当は最高です。山頂は音もなく静寂でまるで時が止まったかのようです。人間が自然に戻れる事を感じられる瞬間だと思います。スイスのハイキングはこれがいいのかもしれません。下界の喧噪から完全に離れる事ができます。


氷河からの溶けた水が川になって流れて行く様子が手に取る様にわかります。ヨーロッパが硬水なのは基本的に岩山から流れる水が鉱物が溶け込んでいるからです。日本の場合は雨水が山の土で流れて行くため軟水になります。
今日のハイキングは良い運動にもなりましたし、精神的にも本当にリフレッシュできました。スイスのハイキングは道もきちんと整備されています。中級程度でも体力がそこそこあれば十分だれでも登れると思います。
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