2008年9月7日日曜日

Dijon, Beaune

Dijon, Beauneに行ってきました。フランス中部の美食の街のブルゴーニュ地方の代表的な街という噂だったので、ずーっと自炊だったし、一度フランスの田舎?のうまいもんでも食ってみるか?とふと思ってぶらり一人旅です。以下写真日記。





まずは市内観光から。Dijionの街中をぶらり歩き。しかし、日曜のせいか人通りが少なく殺風景・・・あれ?って感じでした。夏の陽気も終わり今日は肌寒いくらいだったのもあるかもしれません。こんな淋しい町なのかあ?と思う程でした。写真はサン・ベニーニュ大聖堂。



ギョーム門。凱旋門の1/10って感じでしょうか。





街の建物風景を少し。味のある建物が良い感じですね。



ノートルダム教会



大公宮殿。昔ディジョンはブルゴーニュ公国の首都だったそうです。現在は市役所になっていますが、それでもかなり豪華な建物でした。

この後、腹が減ったのでレストランを探そうと思ったのですが、さすがヨーロッパの田舎。お店は日曜はほとんど閉まっています。空いているレストランも街中で数軒のみ。しかも、どこのレストランも昼時は混んでいて一人では入りづらいものがあります。。。ガイドブックに載っている有名所は外して、しょうがなくちょっと大衆点的なBrasserieに入りました。以下、勇気を出して一人で食ったメニューをご紹介。



まずはAntré (前菜)はEscargots(エスカルゴ)。こちらに来てから何度か食った事はありますが、いつ食ってもちっちゃいサザエという感じがします。。。バターとニンニク、エシャロットで熱々に料理してあります。食べ方として、カタツムリの甲羅を掴むハサミと、中をほじくるツメを上手に使って食べるのです。そして、溶けたバターのエキスはパンに付けて最後までしっかりと食べる必要があります。





メインディッシュはBœuf Bourguignonです。牛肉をワインなどで煮込んだ郷土料理です。まあまあ、おいしかったのですが自分でも作れそうじゃなあ、って感じでした。所で、ディジョンはマスタードの産地。世界的な名産地としても知られているそうです。塩、こしょうとともにあったので早速試させてもらったら、やはりおいしいものでした。



デザートはTarte de Pommes(アップルタルト)。まあ、普通のタルトでしたけれど。全般的にすごくおいしい!という訳ではありませんでした。でも、まあお腹は満足。ブルゴーニュの白シャブリをグラスで加え占めて40ユーロ。やっぱ高い!

さて、その後は、もう一つのブルゴーニュワインの産地のBeauneへ移動しました。こちらの方が街は小さいですが観光地化しており、多くの観光客が徘徊していました。



ディジョンからボーヌに移動する際の道路の脇はワイン畑とワイナリーの宝庫でした。ワイン畑が丘陵にそって続く風景はそれこそ国の財産だと思いました。この国が如何にワインが宝であるかを実感出来る瞬間です。







ボーヌの街中の風景。こじんまりとした味のあるきれいな街です。街はワイン一色と言っていい程ワインセラーやカーブが軒を連ねていました。試飲も出来ますし、ワイナリーツアーなどもあります。数泊して楽しむべき所のようです。



街の主要物をいくつか。これはノートルダム教会。どこの街にもノートルダム教会ってあるのでしょうかね?街の中心的な教会は日本でいう神社と同じ事でしょうか?でも、ヨーロッパではこうした主要な教会が街の中心として非常に目立っていますね。



ブルゴーニュワイン博物館。ワインにまつわる歴史、製法、小物のコレクションがそろっているワイン研究家には必見ではないでしょうか?建物は元ブルゴーニュ大公のものだったそうです。



Hôtel Dieu(施療院)。昔の戦争の時の医療所だったそうで。大変有名な所だそうです。

ディジョンもボーヌもジュネーブからは車で約2時間弱で比較的気軽に行ける所でした。

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